- ミルクを作るのがめんどくさい
- ミルクの温度調整がめんどくさい
- 夜のミルク作りを楽にする方法を知りたい
夜に赤ちゃんが泣くたびにミルクをあげるのは、思っている以上に大変ですね。特に生後間もない頃は3時間おきに泣くことも珍しくなく、ママの疲労が蓄積しやすいです。
赤ちゃんの癒しだけでは産後の身体の疲労は取り切れず、ミルクがめんどくさいと思っても仕方ありません。
この記事では夜中のミルク作りを楽にする方法を7つ紹介します。記事の内容を実践すればミルク作りのストレスが軽減されます。
ミルク作りがめんどくさいなら、ミルク作りを時短できる方法を探しましょう。隙間時間に湯冷しを用意できるなら、調乳ポットやガラス製の哺乳瓶があればOK。毎日湯冷しを作るのがめんどくさいなら、ウォーターサーバーを使いましょう。
夜中のミルク作りがめんどくさい場合の対処法7選
夜中のミルク作りを楽にする方法は次の7つです。
- 粉ミルクを計量しておく
- 調乳ポットを使う
- 電気ポットを使う
- 湯冷しを用意しておく
- 哺乳瓶をガラス製にする
- 液体ミルクを使う
- 温冷OKのウォーターサーバー
粉ミルクを計量しておく
粉ミルクは1回分ずつ計量しておくと、ミルク作りがスムーズにスタートできます。
計量しておくのにおすすめなのが、ダイソーの「ミルクストッカー」。

粉ミルクを1回分ずつ測っておき、ミルクを作るときに哺乳瓶に入れるだけでOK。細くなった口の部分から哺乳瓶に移せるので、粉ミルクをこぼすこともありません。
粉ミルクを計量しておくのもめんどくさい場合は、キューブタイプやスティックタイプのミルクを使いましょう。キューブタイプやスティックタイプのミルクには次のような種類があります。

スティックタイプのミルクはサンプルでもらうことも多いです。サンプルを夜のミルク用にストックしておいてもいいですね。
キューブタイプのものは何個入れたのかが一目でわかり、量の調整もしやすいので使いやすいです。
調乳ポットを使う
調乳ポットにミルク用のお湯を用意しておくと、すぐにミルクを溶かせます。
調乳ポットは、ミルクを作りやすい70℃以上の温度にお湯を保温してくれるポットです。調乳ポットには次の2つのタイプがあります。
- 保温専用
- 沸騰機能付き
沸騰機能付きの場合でも、水のカルキ抜きまでは出来ません。カルキ抜きをしたお湯でミルクを作りたい場合は、保温専用の調乳ポットで十分です。ミルク用のお湯を作り、調乳ポットに入れておけばOKです。
カルキ抜きとは
水道水には、水中の消毒のためにカルキ(塩素)が含まれています。カルキの量は、国で厳しく定められた人体に影響のない量なので通常は問題ありません。
しかし赤ちゃんの場合は消化器官が未熟で負担になる場合があるため、カルキを除いた水を使うのが一般的です。
カルキ抜きのやり方は次の通りです。
- やかんや鍋にたっぷりの水道水を入れる
- 蓋を開けて10分以上沸騰させる
カルキ抜きしたお湯(水)は雑菌が繁殖しやすく、長時間の保管ができません。長くても半日以内には新しいものに入れ替えましょう。
電気ポットを使う
温度調整のできる電気ポットを使えば、すぐにミルクを溶かせます。
電気ポットを選ぶときは、「カルキ抜き機能」がついている機種を選ぶのがおすすめ。水道水のカルキ抜きの手間が省けます。
電気ポットなら、ミルクを卒業してからも長く使えます。
湯冷しを用意しておく
湯冷しを用意しておけば、ミルクを素早く適温に調整できます。ミルクはちょっと少なめのお湯で溶かし、湯冷しを追加して温度を調整しましょう。
湯冷しはタンブラーに入れておくと便利です。
湯冷しの作り方
湯冷しはカルキ抜きしたお湯を、人肌程度に冷ますだけでOKです。冷ますときはほこりなどが入らないよう注意しましょう。
湯冷しはカルキ抜きしているため、雑菌が繁殖しやすいです。長時間の保管は避けましょう。
湯冷しを作るのがめんどくさい場合は、軟水のミネラルウォーターでもOKです。軟水のミネラルウォーターは、例えば次のようなものです。
- い・ろ・は・す 天然水|日本コカ・コーラ
- 天然水 南アルプス|サントリー
- おいしい水富士山|アサヒ飲料
キャップを空けたミネラルウォーターも、長時間の保管はNGです。できるだけ短時間で飲み切るか捨てた方が安心です。
哺乳瓶をガラス製にする
ミルク作りを時短したい場合は、ガラス製の哺乳瓶がおすすめです。ガラス製の哺乳瓶はプラスチック製の哺乳瓶よりも熱伝導が良く、比較的短時間で温度を調整できます。
70℃以上のお湯で溶かしたミルクを少しでも早く適温に冷やしたい場合は、ガラス製の哺乳瓶を使いましょう。
ただし、ガラス製は次のようなデメリットもあります。
- プラスチック製より重い
- 割れる可能性がある
温度調整のやり易さだけを考えるならガラス製の哺乳瓶がおすすめです。しかし持ち歩くことが多い場合には、ガラス製はプラスチック製よりも重く荷物になります。
哺乳瓶の使い方をトータルで検討して、メリットの多い方を選びましょう!
液体ミルクを使う
ミルクを作るのを特に面倒に感じる夜間だけ、液体ミルクを使う方法もあります。
液体ミルクは哺乳瓶に注ぐだけで赤ちゃんに飲ませられる、液体タイプのミルクです。ミルクの計量や水のカルキ抜き、湯冷しの用意など必要ありません。
専用のアタッチメントのある液体ミルクを選べば、哺乳瓶に入れ替える必要もないので時短ができます。
ただし次のようなデメリットもあります。
- 量の調整ができない
- 粉ミルクよりも高価
液体ミルクは飲みきれなかった分は捨てるしかないため、飲む量が少ない場合は無駄になることがあります。液体ミルクは高価なため、非常時の備蓄として用意しているママが多いです。
温冷OKのウォーターサーバー
温冷OKのウォーターサーバーがあれば、調乳ポットもガラス製の哺乳瓶も要りません。さらにカルキ抜きや湯冷しを作る手間も不要です。
夜赤ちゃんが泣いたら計量しておいたミルクをウォーターサーバーのお湯で溶かし、冷水や常温水で温度を調整すればOK。
お腹を空かせた赤ちゃんを待たせることなくミルクをあげられます。
ウォーターサーバーがあれば事前準備はミルクの計量だけでOK。時短に繋がりママの負担を大幅に減らせます。
契約期間の縛りがなく、無料でお試しできるウォーターサーバーもあります。ウォーターサーバーを使ってミルクが楽になるか、一度試してみるのがおすすめです。
» 無料で使えるウォーターサーバー4選
» ウォーターサーバーを使ったミルクの作り方
夜中のミルクが面倒な3つの理由
ミルクを作るのがめんどくさいなと思う理由は次の3つです。
- ミルクを作り置きできない
- ミルクの温度調整がめんどくさい
- 疲労が蓄積しストレス
ミルクを作り置きできない

赤ちゃんのミルクは作り置きができません。多い時で1日に7・8回もミルクを作ることになるため、めんどくさいと感じてしまいます。
厚生労働省が世界保健機構(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が共同でだしている、乳児用の調乳に関するガイドラインでは、次のように定められています。
» 調乳に関するガイドライン|厚生労働省
- 常温の場合:調乳後2時間以内に消費または破棄
- 冷蔵の場合:調乳後24時間以内に消費または破棄
調乳したミルクを冷蔵する方法は、「病院などの大規模な施設で作る場合」として書かれており、一般家庭では推奨されていません。また「調乳後直ちに5℃以下に冷やす」と書かれており、温度管理が難しいことがわかります。
安全のため、面倒でもミルクは赤ちゃんが欲しがる度に作ってあげましょう。
ミルクの温度調整がめんどくさい
赤ちゃんのミルクを作るときは、ミルクを溶かすときや赤ちゃんに飲ませる時の温度が大切です。このミルクの温度調整がめんどくさいと感じることが多いです。
- ミルクを溶かすとき:70℃以上
- 飲ませるとき:人肌程度の温度
70℃以上のお湯を作ることも、人肌程度に冷ますことも、冷静になれば何ということのない作業です。
しかしお腹を空かせて泣いている赤ちゃんのそばでしていると、とても長い時間に感じてめんどくさいと感じます。
疲労が蓄積しストレス

夜間に何度も起こされると、必然的に疲労が蓄積します。
例えば夜勤をしている職業の方は、仕事が終わったらゆっくり身体を休めることが多いですね。でも赤ちゃんのいるママは、朝が来たからといって十分に休む時間がある訳ではありません。
初めは赤ちゃんを思ってミルク作りを頑張っていても、次第に疲労が蓄積していきます。疲れた状態ではストレスも溜まりやすく、何をやってもめんどくさいと感じるのは当然です。
» 【体験談】産後すぐにウォーターサーバーを設置した理由
夜中のミルクがめんどくさいならウォーターサーバーがおすすめ

夜間のミルク作りがめんどくさいなら、ウォーターサーバーがおすすめです。理由は3つあります。
- いつでも温水が使える
- 冷水で温度調整できる
- 安全・安心な水を使える
いつでも温水が使える
ウォーターサーバーがあれば、ミルクを溶かすのに適した70℃以上のお湯がいつでも使えます。
お湯を沸かす時間がかからず、カルキ抜きも不要。ミルク作りを大幅に時短できます。
冷水で温度調節できる
ウォーターサーバーの温水と冷水(または常温水)をうまく使えば、ミルクの温度調整が簡単にできます。
ウォーターサーバーのお湯を少なめに入れてミルクを溶かし、冷水や常温水を入れて温度を調整すればOKです。
» ウォーターサーバーを使ったミルクの作り方
安全・安心な水を使える
ウォーターサーバーの水なら、カルキ抜きの手間も要りません。ウォーターサーバーの水には、カルキや不純物が含まれていないからです。
ウォーターサーバーの水は、赤ちゃんがそのまま飲んでOKな安心して飲める水です。
ウォーターサーバーを選ぶときの注意点
水には軟水と硬水があり、赤ちゃんに適しているのは軟水です。
ウォーターサーバーを選ぶときは、硬度に注意して選びましょう。
解約料・契約期間の縛りなし
夜中のミルクがめんどうなら時短方法を考えよう

夜間のミルク作りは、想像している以上に大変です。毎日続くことなので、めんどくさいと感じる場合は、できる限りの時短方法を考えましょう。
夜のミルク作りを時短できる方法は次の7つです。
- 粉ミルクを計量しておく
- 調乳ポットを使う
- 電気ポットを使う
- 湯冷しを用意しておく
- 哺乳瓶をガラス製にする
- 液体ミルクを使う
- 温冷OKのウォーターサーバー
粉ミルクは計量しておき、カルキ抜きしたお湯を70℃以上で用意しておくとすぐにミルクを作れます。この場合は調乳ポットや湯冷しがあると時短できます。哺乳瓶はガラス製のものだとミルクの温度を適温に調整しやすいです。
液体ミルクはそのままあげられるので一番の時短になります。しかしコストが高いことがネックです。
温冷とも使えるウォーターサーバーでも大幅に時短できます。カルキ抜きした70℃以上のお湯や白湯、調乳ポットなどを用意する必要がありません。事前準備はミルクの計量だけでOKです。
» ウォーターサーバーを使ったミルクの作り方
ウォーターサーバーはペットボトルの水を買うよりも安く使えるものが増えています。妊婦さんや赤ちゃん、幼児のいる家庭向けのプランがある場合も多いです。
ミルク作りがめんどくいならウォーターサーバーをうまく使って、夜のミルク作りを時短しましょう。
解約料・契約期間の縛りなし