ゲームをやめさせる方法を探す前に読むべき本「ゲームは人生の役に立つ」
・子供の能力を伸ばしたい
・子供には生き生きと好きなことにチャレンジして欲しい
親なら誰しも、子供の得意なことや好きなものを伸ばしてやりたいと思います。
しかし「ゲーム」となると、どんなに子供がゲーム好きでもそこを伸ばしてやろうとはなかなか思いません。
・ゲームばかりしていると学校の成績が下がる
・ゲームをすると目が悪くなる
こんな風に「ゲーム=悪」と言うイメージが強くて、むしろゲームをやめさせようと必死になるのが大半です。
私もゲームは「楽しい」という娯楽の面のメリットだけで、子供に良い影響はないと思っていました。
そんなゲームに対する見方・考え方がガラリと変わったのが小幡和輝氏の著書「ゲームは人生の役に立つ。 生かすも殺すもあなた次第」です。
「生かすも殺すもあなた次第」と言うように、本書を読むことでどんなゲームとどんな風に関わっていくかが問題なんだと言う気づきがありました。
・子供がゲームばかりして勉強しない
・なんとか子供のゲームをやめさせたい
そんな風に悩んだら、一度この本を手に取って、ゲームとどう付き合っていったら良いのか子供と一緒に考えてみると解決策が見つかるかもしれません。
\本書の中身は著者の公式ブログで試し読みができます/
無駄に思えるゲームの時間←生かすも殺すもあなた次第
「ゲームは人生の役に立つ」の著者小幡和輝氏は、これまで3万時間もゲームをする時間に費やしてきたそうです。3万時間は、ゲームを1日8時間×10年間続けたくらいの計算になります….
我が子が毎日毎日学校にもいかず1日中ゲームばかりしていたら、あなたなら子供にどう声をかけますか?
「ゲームばかりしていないで勉強しなさい!」
「ゲームばかりしていたら、ロクな大人になれないよ!」
本書を読まず、これまでの「ゲーム=悪」と言うイメージしかなかった私なら、こんな風に怒鳴っていたかもしれません。
しかし著者の小幡氏はロクな大人になれないどころか、むしろゲームを制限されて生きてきた私よりもずっとたくましく、大きく見えます。
小幡和輝 Kazuki Obata (@nagomiobata) 氏プロフィール1994年和歌山県生まれ
幼稚園からはじまり中学校3年に至るまでの間に、合計約10年間の不登校を経験。
不登校の間、ゲームにトータルで30,000時間以上もの時間を費やす。(平均で1日8時間以上!)
あることがきっかけで自分でイベントを企画するようになり、18歳(高校3年生)のときに起業。
NagomiShareFund & 地方創生会議 Founder
内閣府 地域活性化伝道師
#不登校は不幸じゃない 発起人
GlobalShapers「世界経済フォーラム(ダボス会議)が認定する世界の若手リーダー」に選出。
メディア出演 NHK・フジテレビ・日本経済新聞・The Japan Times など。
まさしくこれは小幡氏がゲームと良い関わり方をしてきた結果であり、付き合い方次第でゲームが人生の役に立つことを証明していると言えます。
ではどんなゲームと、どんな風に関わっていけばいいのでしょうか?
ゲームが好きで好きで堪らない子供を、親が頭ごなしに叱りつけ、
ゲームをやめさせる
ゲームの時間を制限する
そんなことを考えるよりも、本書を読んでどうゲームと関わっていったら良いのかを考える方が、より良い解決策に辿りつけるような気がします。
\本書の中身は著者の公式ブログで試し読みができます/
ゲームが人生にどう生きるのか
著者の小幡氏は、本書の中で主に4つの観点からゲームが人生の役に立つと書かれています。
- 教育
- 人間関係
- コミュニケーション
- ビジネス
私はゲームと言うとテレビ画面やゲーム機の画面だけを見て、薄暗い部屋で一人でゲームをしているイメージが強く、人間関係やコミュニケーション力を養えるものだとは微塵も思っていませんでした。
しかし小幡氏にとってのゲームは他者との“コミュニケーションツール”で、実生活へ応用するための“学習コンテンツ”だったと言います。
例えば小幡氏が好きなゲームの中に「信長の野望」や「戦国無双」と言う歴史系のゲームがあります。
小幡氏はこのゲームを通して歴史に興味を持つようになり、自分でも本で調べるようになり、地域の歴史や文化へ興味を持つことに繋がったそうです。
今では地域活性化の仕事をされていますが、その原点は「ゲーム」だったんですね。
このように本書には小幡氏がこれまでどんなゲームをし、それが実際にどんな風に人生の役に立ったのかが具体的に書かれています。
小幡氏のこれまでゲームを通して培ってきた経験がどう人生に生きたのかを知ることで、あなたやあなたのお子さんがこれまでゲームに費やしてきた時間やこれからゲームに費やす時間を、無駄なものではなく、資産にしていくきっかけになるかもしれません。
\本書の中身は著者の公式ブログで試し読みができます/
ゲームを多方面から知る
以下の本書からの引用は、私が最も腑に落ちた部分の一つです。
どんなゲームでもいいと行っている訳でもなくて、ゲームにも良いやり方、悪いやり方があると言うこと。このゲームだから良いと言う訳でもなく、大切なのは環境と遊び方です。包丁は凶器にも調理道具にもなように、ゲームもやり方次第で人生を豊かにするツールになります。(「ゲームは人生の役に立つ 生かすも殺すもあなた次第」より引用)
どんなものも見る人、使う人によってプラス面/マイナス面が出てきます。
本書でもゲームについて良いことばかりではなく、マイナス面についても書かれています。
私はこれまでゲームについてマイナス面しか知ろうとせず、「ゲーム=悪」と決めつけていました。
しかし本書で著者自身の体験談や、ゲームとの関係が深いスポーツの専門家、脳科学者、教育者、ゲーム業界の方との対談を読み、ゲームのプラスの面をたくさん知ることができました。
中でも脳科学者茂木健一郎氏との対談は印象的で、「ゲームが脳にいいことは科学的に証明されている」と言う事実は、これまで「ゲーム=悪」と決めつけてきた私にとって衝撃的でした。
もちろん全ての人ではありませんが、一般的には私のように「ゲーム=悪」と言う考え方が定着しています。
しかし大人も子供もゲームをするのが当たり前になっている今、もっと多方面からゲームについて知る必要があるように思います。
本書はゲームのあり方やゲームとの付き合い方を改めて考える良いきっかけになるのではないでしょうか。
ゲームのオンライン家庭教師
『ゲムトレ』
『ゲムトレ』は、「ゲームは人生の役に立つ」の著者小幡和輝氏が考案した、ゲームを使った教育プログラムです。
子供に習い事をさせたいけれど、本人はゲーム以外に興味がない。。。
そんな時こそ、子供の好きなゲームを通して子供の能力を伸ばすことのできる『ゲムトレ』の出番!
まずはお子さんが興味を持つかどうか、1時間2000円の体験会を試してみるといいですね。
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