新幹線車両基地ってどんなとこ?利府の「新幹線総合車両センター」に行ってみた!
宮城県利府町にある「新幹線総合車両センター」には、実際に活躍していた懐かしのあの新幹線などが展示されています。
運転席に乗ることもでき、屋内には子供の大好きなプラレールで遊べる場所も!!
新幹線好きキッズにはたまらないものがぎゅっと揃っていて、所要時間は遊び方次第で約1時間半〜1日と幅広く遊べます。
入場料は無料で新幹線車両基地内にはお金を使う場所も殆どないので、手軽に子供を遊ばせたい時にはぴったりの場所です♪
利府の車両基地はどこにあるの?
「新幹線総合車両センター」は宮城県利府町の「イオンモール利府」や「MOVIX利府」の近くにあります。
住所は「利府町新谷地脇」となっており、JR利府駅から徒歩15分、三陸自動車道利府塩釜ICから2.2kmほどの場所になります。
地図でいうと赤色になった場所になります。
地図ではわかってもどんな感じなのかちょっとドキドキする方のために(私はドキドキしました(笑))詳細な道順を・・・
①車両基地に向かって進む
「イオンモール利府」に背を向け、「新幹線総合車両センター」に進むとこんな看板があります。
向かうのは左方面。
「ご見学の方はこちらへ」と書かれた方向へ進みます。
②右折する
左側に延びている道路は地図にはまだ載っていない新しい道路です。
前方向に右側にゆるくカーブした道と右折の道があります。
「新幹線総合車両センター」へは右折して進みます。
③守衛室に到着
右折するとすぐに守衛室。
この守衛室の前で一旦車を停めると入場用の用紙を渡されます。
これに「住所・電話番号・氏名・利用人数」を記入し、「PRコーナー入所許可証」をもらって車をまっすぐ進めると待望の「新幹線総合車両センター」に到着です!
「新幹線総合車両センター」への道順まとめ
前述の①②③の写真はこの場所からの撮影です。
駐車場完備
「新幹線総合車両センター」敷地内には無料の駐車スペースが13台分用意されています。
守衛室でもらう「PRコーナー入所許可証」に駐車位置番号が記載されているので、指定された場所に駐車しダッシュボードなどの見やすい場所に許可証を置いておきます。
最大の目玉は新幹線の運転席!
「新幹線総合車両センター」の見学場所(遊べる場所)は大きく3つのエリアに分けることができます。
その中で子供が最も興奮するのがやはり「新幹線の運転席」!!
「新幹線総合車両センター」で自由に乗ることのできる車両は1つ。
息子も「引退したレジェンド新幹線!!」と大喜びの『200系』です。
雪が多く、寒い地域でも走れるよう設計され、東北新幹線や上越新幹線で活躍した車両です。
「先頭車両」が2両連結した形で展示されていました。
レジェンド新幹線『200系』の運転席
運転席は前方の車両しか入ることができず、常に何人か子供が順番を待っている状態ですが、それでも日曜日の利用で1・2人程度。
そんなに待ち時間は長くありませんでした。
(2月末でまだ寒い時期だったので、利用している人数自体が少なかったためかもしれません。)
計器類に触れることもできるので、息子はすっかり新幹線の運転士気分♪
200系の運転席を撮影した動画です↓↓
撮影中に子供が順番待ちに入ったのでじっくりは撮影できなかったのですが、なかなか足を運ぶことのできない方は宜しければどうぞ。
レジェンド新幹線『200系』の車内
前方の車両には新幹線の座席がそのまま置かれています。
席の回転もすることができました。
続いての車両は休憩室のように整備されており、ここでお弁当などを食べることも可能です。
窓の外に向かって置かれているその先には・・・
窓越しに、隣に展示された新幹線の中間車両との連結部などを見ることができます。
展示されている200系の車内の様子を撮影しました↓↓
冷暖房完備
なんとこの展示されている200系内には冷暖房が完備されています(運転席には無し)。
2月末はそれでもやや寒かったので、のんびりしようという気分にはなりませんでしたが、もう少し気候の良い時期になってくると、中でお弁当を食べたりするのもオススメです。
ちなみに設置されているのは家庭用のエアコンが各車両に2台。
快適な温度にまでするのは夏季・冬季に限らず、ちょっと難しそうです・・・。
展示されているその他の車両
実際に乗ったり触れたりすることのできる車両は前述の200系のみ。
その他は遠目で見るだけとなっています。
傷みのひどいものもあり、ちょっと切ない・・・。
外の芝生でピクニック
展示されている新幹線の前には芝生があり、外で思いっきり走り回りたいお年頃のお子様にはもってこいの場所です。
新幹線を眺めながらのピクニック
桜の木もあり、お花見の時期にはシートを敷いてお弁当でも食べたい雰囲気♪
この芝生上にシートを敷いて飲食しても良いそうなので、お天気の良い日にはシートとお弁当を持参するといいですね。
桜の時期以外にも、新幹線のお弁当箱にお弁当を持って、新幹線を見ながらのピクニック・・・新幹線大好きなキッズにはこれ以上のご馳走はありません!
ちなみに芝生の所々にあるのは、新幹線の連結器が入っているお鼻の部分のカバーのようです。
写真撮影スポットも用意
芝生内には写真撮影スポットが2箇所用意されていました。
訪れた日付入りで撮影可能
一つはこちら。
200系が背景になるよう用意されています。
並ぶための台も用意されており、50人くらいは並べそう!
団体客が来ることがあるんだろうか??・・・・(再訪したら、ちょうどその時に団体客がいらしてました!)
「JR東日本 新幹線車両基地」のボードと共に、撮影日も記載されているため、思い出の一枚を撮影するにはもってこいのスポットです。
なりきり「運転士・車掌」
2箇所目がこちら。
「観光地などにあるとつい顔を入れたくなる」という人も多いこのタイプ。
胸元にそれぞれ 左側:DRIVER、右側:車掌 と書かれています。
2歳10ヶ月の息子には抱っこをしないと顔を出せない高さでした。
建物内へGO!!
敷地内で唯一入って良い、正面の白色の建物内には新幹線の「PRコーナー」があります。
建物の中に入ると「ようこそ新幹線車両基地へ!」とともに、
年度内の入場者数が表示されています。
平成29年4月1日から翌年2月24日までで約33,000人ということなので、1ヶ月あたり約3000人の来場者数。
そう考えると、平日はほとんど人がいないのかもしれません・・・。
「PRコーナー」への入り口は新幹線改札口のような作りになっています。
この改札を通りすぐ右手にあるのが「新幹線PRコーナー」の入り口となっています。
新幹線PRコーナー
「新幹線PRコーナー」内には、新幹線の歴史を紹介する展示やプラレールで遊べるスペース、記念スタンプコーナー、新幹線の車両形の乗り物などがありました。
鉄道模型コーナー
入って右側に大きな「鉄道模型コーナー」があり、「新幹線の車窓からの風景〜春〜」というジオラマがありましたが、こちらは残念ながら新幹線は走っておらず「調整中」となっていました。
プラレールで遊ぼう!
部屋の中にはコルクマットが敷かれたスペースがあり、ここで自由にプラレールで遊ぶことができます。
日曜日の午前中の様子ですが、思った以上に人が少なく、平日ならかなり自由に遊べそう!?
PRコーナー内のプラレールを撮影↓↓
幼児ならこれを眺めているだけでも、結構時間をつぶせます(笑)
「はやぶさ」と記念撮影
こちらの顔出しは小さな幼児でも自分で顔出しのできる作りになっていました。
来場記念スタンプコーナー
用意されたスタンプ台紙にスタンプを押すことができます。
押した台紙は記念に持ち帰りました。
ちびっこも運転できる新幹線
こんな新幹線の乗り物もあり、ちびっこでも乗ることができます。
しかし、息子は本物新幹線の運転席に乗った後だったからか、いまいち興味を示しませんでした・・・。
大興奮の「シンカリオン」!!
今年(2018年1月)から始まったテレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」は、新幹線好きのキッズならきっとみんな楽しんでいることと思いますが、この「新幹線PRコーナー」にも「いた!!」※さわって遊ぶことはできません。
息子と一緒に母も大興奮(笑)
こちらは「リンク合体」までしている!!
ちょっと繊細な作りになっていそうなので、息子には買ってあげていませんが、もう直ぐ誕生日も来ることだし、間も無くかな??
その他
「新幹線PRコーナー」内には、このほかに新幹線の歴史を紹介する展示や
絵本
モニター
ガチャガチャ
などがありました。
モニターには常時、新幹線の映像などが流れています。
お願いすると好みのものを流してくれるようです。
お金をかけずに遊ばせるには最高!
利府町にある「新幹線総合車両センター」にはプラレールやシンカリオン、その他にも歴史ある展示品の数々が飾られたりなどしていましたが、販売は一切しておらず、お金を使うところといえば、ガチャガチャと自動販売機くらいです。
レストランなどもありません。
休憩コーナー
改札風の入り口を入り奥の方・左手には「休憩コーナー」も設けられています。
奥の壁一面に貼られている「はやぶさ」は大きくて結構迫力があってかっこいい!!
全体的には昔の新幹線の待合室のような雰囲気です。
ひっそりと「こまち」がいたので撮影(笑)
再訪:’18.09
休憩コーナー奥の壁は東京駅開業20周年を祝うモニュメント(?)に変更になっていました。
「新幹線総合車両センター」のオムツ変え・授乳室情報
オムツ交換
「新幹線PRコーナー」内に「オムツ交換」の場所があります。
ちょっと期待して覗いてみましたが、
車椅子用の広いお手洗い内に、オムツ交換の台が設置されたシンプルなものでした。
授乳室
「授乳室」自体は未確認ですが用意されているようです。
「PRコーナー」内のカウンターに常時スタッフが待機しているので、必要な時には声をかけると案内してくれます。
ミルク用のお湯は用意されていないそうなので持参しましょう。
新幹線総合車両センターの所要時間は?
いろいろと覗いて・遊んで約1時間の滞在でした。
プラレールではほとんど遊んでいないことを考えると、ゆっくり過ごせば1時間半〜2時間くらいは遊べそうです。
外に展示された新幹線や「PRコーナー」内の休憩室など、施設内に食べ物を持ち込むことができるので、お弁当などを持ってお出かけすれば、もっと長時間の滞在も可能かと思います。
それで施設利用料金は「無料」。
大宮の新幹線博物館などとは比較できない規模ではありますが、鉄道が大好きな幼児はかなりテンションアゲアゲ(笑)
またお天気の良い時に連れて行きたいと思います♪
平日の混雑状況(所要時間)
‘18.9の平日にプラレール目的で再訪しました。
12時頃に行くとプラレールで遊べるコーナーには、新幹線好きのキッズが7・8人ほどいました。プラレールの競争率はそれほど高くなさそうです。
当然ながら12時以降はお昼に出かけるファミリーも多いので、13時頃には2・3組となり、ほぼ独り占め状態・・・・。
お昼をずらして摂らせてしまい、空いた時間を狙うのもいいかもしれません。
12時から2時間プラレールに没頭し、やっと昼食。
昼食と外の新幹線の運転席などで遊び、1時間後にプラレール第2ラウンドとなりました(笑)
午後は3組くらいのファミリーしかおらず、かなり自由に遊べました。
結局閉館までいたので、滞在時間は4時間・・・・。
所要時間はやはり遊び方次第ですね。
見学時間・定休日
■見学時間:9:00ー16:00
(最終入館は15:30)
■定休日:水・木曜日